秒針の音

留守番中の家の中は撮り放題で、
他人に見せれるものも
見せられないものも撮る。

戯れに撮った24枚。

なんか良い感じになっちゃうのだろうか?
とか思いつつ、
ガシャン、ガシャンとシャッターを切る。
イマドキのカメラとは違う音がする。

そんな懐かしい音が時計の音と重なる。

私にとって特別だったと
今更知ったカメラのために、
電池とフィルムを買い足す。

次は残っていた36枚フィルム。
そして、その次は36枚フィルム×3。

カメラと仲良くなるために、
しばらく撮ってみる。

フィルムカメラで撮る意味を
考えています。
「良い感じになっちゃう」とか
簡単に言いたくないのです。
良い感じを作っているのは、
自分ではないから。

フィルムだと写真屋さんに
色々と注文するようなところも、
デジタルなら自分で出来る訳で。
そういう点では、
自分を埋め込める気がするんですけど。
出来てるかは別にして(笑)

なんだろう?
...真面目か(笑)

カメラに意味がある場合、
何を撮るかはよくよく考えないと。

...って、やっぱり真面目かッ(笑)

寫眞徒然

日々グラファー柴原佐也加の写真サイト。 例えば、大好きな人にその日のコトを話すように、 記憶と記録を写真に込めて撮っています。

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