昼下がりからのそぞろ歩き
思いつくまま撮った写真を
並べてみる。
特に、テーマなど見出さず
とある休日を切り出していく。
夕方に向かう日差しが好きで、
斜めに当たる光が生み出す影に
ウキウキする。
街にはビシッと直線の影が出来たりして
メリハリがあるなと思う。
夏が思い出になりつつある9月に見ると、
眩しいほどの光が
思い出補正をかけてくれている。
暑い、辛い、ばかりの夏だけど、
そうじゃないこともいっぱいある夏。
風を浴びつつ、
この暑さも満更でもないとか言い合って
ぼんやり海眺めたら、
それだけでなんか良い思い出になる。
そんな日の写真がある。
「なんか良い」と思った記憶は
薄れていってしまうけど、
写真をよすがに思い出す。
「なんか良い」と思った記憶が溜まったら
個性とやらが見えるのかも。
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