特別なことにしていく

何気ない日常
平凡な日々
ありふれた光景

それらを写真に撮っている。

でも、写真に撮ったということは
何かしらが心に触れたのだろうと思う。

それはもう、
何気なくもなく、平凡でもなく
ありふれてもいない
私が見つけた大切な一瞬になっている。

では、私が撮っているモノは
何なのだろう?

何気ない日常を撮るとは...と改めて考えて
やっぱりわからないなと思う。
それは難しい謎かけのようで
自分なりの解釈が必要な
不思議なジャンルだったりする。

私は、
夕空が綺麗だったとか、
赤い実がいっぱい生っている木を
見つけたとか、
もう日が沈んでしまうとか、
そんなことを話す誰かに向ける写真が
何気ない日常の写真なのかなと思っている。
誰かと同じ時に同じ場所に立っていたって
同じモノを見てはいない。
だけど、
写真ならその人が見ていた景色を
見れてしまう。
なんなら、
見た時の感情が反映された
脳内変換後の景色が見れる。

それはすごいこと。

何気ない日常だけど、
特別な一瞬。
矛盾しているけど、
そういうことなんだろう。


寫眞徒然

日々グラファー柴原佐也加の写真サイト。 例えば、大好きな人にその日のコトを話すように、 記憶と記録を写真に込めて撮っています。

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