果てない

この広い世界で、その灯りだけ唯一の頼り。

そんな風に見えた。
何かを掴みたくて手を伸ばすように
流木が空に海に向いている。
波と風の音だけが鼓膜を揺らす。

また果ての世界に来てしまった。

全てが終わりを告げたような景色の中、
次の一日のために太陽は沈んでいく。

寫眞徒然

日々グラファー柴原佐也加の写真サイト。 例えば、大好きな人にその日のコトを話すように、 記憶と記録を写真に込めて撮っています。

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