さかしまな世界

ガラス玉越しの世界は、
逆さまで、わん曲していて、
いつもの風景がいつもと違っていた。
額縁と同様に眠っていたガラス玉を
久しぶりに持ち出してみた。

何を、どう、が全くわからなくて、
とにかくガラス玉越しに世界を見てみる。

段々とガラス玉に写った世界を
収集しているような気になって、
楽しくなってきた。
いつもと違うことが
手の中にあって良かった。
先が見えない道は、まだ続く。
だと言うのに、私は止まってしまいそうで
焦っている。

凪いでいく心に、風を吹かせたい。
出来ることは何だろう?

寫眞徒然

日々グラファー柴原佐也加の写真サイト。 例えば、大好きな人にその日のコトを話すように、 記憶と記録を写真に込めて撮っています。

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