航行時間55分

航行時間は55分しかないのだから、
余すことなくフェリーを楽しむんだ!
と、意気込んだのです。

海の上を風を切って進むの楽しい!!で
終わってはもったいない。
出航してからしばらくして、
デッキから降りてみれば、影が綺麗で
なんとフォトジェニックなんだと
感動する。

陽を遮るものは雲しかない船上は、
素敵な影を見つけるには
良い場所かもしれない。
客室は、のんびりと過ごせる空間で
父はいつも寝ている。
フェリーに乗っている間は
貴重な休憩時間にもなるのだったと
改めて気付く。
一時期、フェリーで酔っていたのだけど
カメラを持つようになってからは
全く酔わなくなった。

水平線が傾いでも、平気。

そんなコトより、
甲板に踊る影が気になるのだから。
潮でザラついた手すりも
よく見たらキラキラしていて、
海加工素敵だ...などと思ってしまう。

もう何を見ても素敵だと思える
無双状態(笑)

無双というか、夢想?
フェリー時間は
テーマパークのように楽しかった。
気付いていない魅力が
きっとまだあるのだと思う。

航行時間55分は、
あともう少し何かができそうで
絶妙だなと思う。

そういうトコロも、魅力なんだと思う。

寫眞徒然

日々グラファー柴原佐也加の写真サイト。 例えば、大好きな人にその日のコトを話すように、 記憶と記録を写真に込めて撮っています。

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