太陽の余韻

夕陽の色に染まる時間。
暖かそうな色と光に反して、外は寒い。

歩いている間は、
自分の熱で温かいから良いのだけれど
立ち止まると、
手袋から出ている指先から冷えてくる。
落ちていく太陽に向かう時と
太陽に向かわない時で
色の違う世界が見れる。

夕方の散歩で知った、ささやかな発見。
どこか遠くを照らしにいく太陽を見送る。

朝が来ることを知っているから
黄昏時に募る感傷に浸る。

寫眞徒然

日々グラファー柴原佐也加の写真サイト。 例えば、大好きな人にその日のコトを話すように、 記憶と記録を写真に込めて撮っています。

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