いつかの私、いつかの誰か
走り出す小さな女の子と
追いかける父親。
とっさに撮った後で
あぁ、これはいつかの私だったりも
するのかな...と思った。
もしも...を言い出したら
きっと誰にも可能性がある風景。
山中湖の紅葉は、
暖かで優しい色をしていて
そんな色に囲まれると
何故か懐かしさが込み上げてくる。
人は突然居なくなってしまって、
居なくなったことさえ知ることが出来ないと
気付いてしまった。
何も知らず暢気に日々を送ってしまうのだ...
そう思っても、
今の繋がり方ではどうしようもない。
でも、どうしたら良いかはわからない。
そんなことを考えてしまいました。
別れの前に無力なのだな...と
そればかり。
大事な人が出来たなら
その人の記憶をたくさん作る。
その記憶を写真にする。
その人への想いとか、
その人と出逢ったから見れたコトとか、
記録じゃなくて、記憶。
知らない内に別れてしまっても良い準備。
そんなのしたくないけどなぁー。
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