忘れないために
記憶はとてもいい加減だと知っているし、
断片的で、辻褄が合わないこともある。
そう思うと、
脈絡もなく唐突な展開が
なぜかすんなり流れていく
夢と似ている気がする。
きっと、あれ?と思う時が来て
思い出せずにモヤモヤするかもしれない。
でも、写真を見たら思い出すかもしれない。
家の周りを撮りながら、
そんなことを思う。
アロエが増殖していたな...とか、
いつのまにかできていた花壇で
薔薇をまっすぐ立たせるために
洗濯バサミで補強していたな...とか、
山茶花がたくさん植わっていたな...とか、
日当たりが良かったな...とか、
どうでも良かったり、
覚えているだろうことを
ごちゃ混ぜにして、
いつか脈絡もなく唐突な展開なのに
なぜかすんなり流れていくような
夢のよう記憶を、
あぁ!、あぁ!と言いながら
見返したりしたいものです。
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